
柿茶本舗の柿茶は、柿茶のために育てられた柿の木から収穫しています。
7月から始まる収穫では、栄養をたっぷり蓄えた柿の葉を枝ごと収穫し、手作業で柿の葉を一枚ずつ丁寧に摘み取っていきますが、そのあとには枝や青柿が残ります。
残った枝や青柿はどうなるのでしょうか?

これまでは枝や実は処分していましたが、今年から新たに始めたのが、収穫後に残る柿の枝や青柿を細かく砕き、畑へ還す取り組みです。
枝や実も余さず活かすことで、自然の恵みを次の収穫へとつないでいく。そんな想いから、新しい挑戦が始まりました。
柿の枝や実を、畑を育てるチップへ

摘み取り後の枝は、専用の粉砕機へ運ばれます。
大きな音を立てながら粉砕機に吸い込まれた枝は、あっという間に細かな木のチップへと姿を変えていきます。
まだ熟していない青柿も、枝と一緒に粉砕機にかけられます。
青柿は硬い皮に覆われていますが、粉砕することで果肉に含まれる糖分が外へ出てきます。この糖分は土壌の栄養となり、豊かな土づくりにつながります。
一見すると不要に思える枝も、形を変えることで再び畑を支える大切な資源になります。
柿の木を守り、土を育てる
出来上がったチップは、柿畑へ運び、柿の木の株元へ敷かれていきます。
このチップは、土の表面をやさしく覆うことで雑草が生えにくくなるほか、夏の強い日差しによる乾燥や冬の寒さから土を守る役割も果たします。また、雨による泥はねを防ぐことで病気の予防にもつながります。
さらに、時間をかけてゆっくりと分解されることで、有機物として土へ還り、豊かな土づくりにも役立ちます。
こうして枝や実は、姿を変えながら再び柿の木を支える存在となり、健やかな成長を見守ってくれます。
自然の恵みを、余すことなく活かす

柿茶本舗では、農薬に頼らず、自然の力を大切にしながら柿を育てています。そのため、収穫を終えた枝や実も、畑を育てる資源として活かします。
畑で育った柿の木から葉をいただき、お茶をつくる。役目を終えた枝や実は再び畑へ戻り、土を育て、次の収穫を支えていく。
そんな自然の循環の中で柿茶を育み、来年、再来年も毎年変わらないやさしい味わいの柿茶をお届けしていきたい次第です。
自然への感謝を忘れず、人にも環境にもやさしい柿茶づくりを続けながら、皆さまへ安心してお飲みいただける一杯をお届けしてまいります。



