▼【柿茶本舗ブログ】

【2025年】柿の葉の収穫の様子ををお届けします。

柿茶本舗の柿の葉は、お茶づくりのためだけに育てられた「柿茶専用」の柿の木から収穫しています。今回ご紹介するのは、香川県坂出市にある柿の畑。今年も、7月初旬から8月中旬にかけての収穫作業が始まりました。真夏の強い日差しの中、丁寧に摘み取られていく柿の葉。今回はその収穫現場の様子を、写真とともにお届けします。

 

真夏の厳しい環境下での収穫作業

この日の気温はなんと36℃。じっとしているだけでも汗が噴き出すような猛暑日の中、10名ほどの収穫スタッフが集まり、朝7時から作業が始まりました。

坂出の畑は、柿の葉にたっぷりと日光が当たるよう、急斜面に木がずらりと植えられています。足元が不安定な斜面での作業は、歩くだけでもひと苦労。それでもスタッフたちは脚立に登って木と向き合い、丁寧に収穫していきます。

 

葉が栄養をたっぷり蓄えたタイミングで収穫

夏のこの時期は、柿の実に栄養がいく前の段階で、葉に多くの栄養が蓄えられています。太陽の光をいっぱいに浴びて、大人の手のひらほどにすくすく育った柿の葉は、ピンと張りがあり、深い緑色をしていてツヤツヤとしています。

収穫作業は、まず木から枝をのこぎりで切り落とすところから始まります。柿の木からしっかり育った枝を切り落とし、そこからさらに小さな枝に分けて運ぶ必要があります。束ねた枝はとても重く、何度も往復して軽トラックで倉庫まで運ぶ必要があり、体力と持久力のいる仕事です。

「枝を切り落としても大丈夫なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、枝を適切に剪定することで風通しが良くなり、翌年以降に収穫する葉の育ちも健やかになります。また、柿の木全体の健康を保つうえでも大切な作業です。

また、翌年の葉を育てるためには、どの枝を残しておくかの判断も欠かせません。横にまっすぐ伸びた枝や日がよく当たる位置にある枝などを見極め、未来の収穫に繋がるよう考慮しながら作業を進めていきます。

 

新鮮なうちに、葉の摘み取りと加工作業へ

収穫した枝は、すぐに倉庫まで運ばれます。倉庫では、収穫された柿の枝から柿の葉のみを一枚ずつ丁寧に摘み取り、その日のうちに加工場へ。ここで蒸して乾燥させることで、柿茶特有のやさしい味わいと栄養を閉じ込めます。

暑く険しい環境の中、丁寧に収穫される柿の葉。手間ひまがかかる作業ですが、皆さまに安心して楽しんでいただける柿茶の美味しさにつながっています。今年も、自然の恵みに感謝しながら、大切に収穫を進めています。

まずはおためし

facebook

PAGE TOP