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夏に免疫力が下がる?簡単セルフケアで体調管理


夏は活動的な季節である一方、実は免疫力が低下しやすい時期でもあります。

冷房や強い紫外線、寝苦しさによる睡眠不足など、体に負担がかかる要因が重なりやすいのが夏の特徴です。

この記事では、夏に免疫力が下がる理由と、今日から取り組める簡単なセルフケアをご紹介します。

1. 夏に免疫力が下がる理由

冬に比べて油断しやすい夏ですが、次のような習慣や環境が免疫力の低下を招く原因とされています。

猛暑による体へのストレス

気温が高い日が続くと、体温調節にエネルギーが使われ、体にストレスがかかります。また、屋外と冷房の効いた室内の温度差にさらされることで、自律神経のバランスが乱れ、免疫力の働きが鈍くなるといわれています。

紫外線によるダメージ

夏の紫外線は特に強く、肌だけでなく免疫細胞にも悪影響を及ぼします。紫外線を浴びることで体内の活性酸素が増加し、免疫細胞の働きが抑えられるリスクが高まります。

寝苦しさによる睡眠不足

熱帯夜が続くと、眠りが浅くなったり睡眠時間が短くなったりする傾向があります。睡眠中に免疫細胞が活性化するので、睡眠の質が低下すると免疫機能の回復や調整がうまくいかず、不調を招きやすくなります。

エアコンによる冷え

体温が下がると免疫力が下がります。また、冷たい飲食物や冷房によって腸が冷えると、血流が減って免疫力の低下にもつながるといわれています。

 

2.夏の免疫力を保つ、今日からできる3つのセルフケア

免疫力アップのためには、バランスの良い食事や睡眠、運動が基本です。暑い夏の時期にでも無理せずできるセルフケア習慣をご紹介します。


①爪の生え際を軽く刺激する「爪もみ」

爪の根元には、自律神経を整えるツボが集まっています。そのため、爪の生え際を刺激する
「爪もみ」によって、寒暖差によって乱れた自律神経の整えや血流アップによる免疫力活性化が期待できます。

方法は、もみたい指の爪の両脇を、親指と人差し指で挟み、やや痛いくらいの強さで20秒間ぎゅっと押します。注意点として、薬指は交感神経を活発にするツボのため、もまないようにします。両手の親指・人差し指・中指・小指をもみましょう。1日2~3回を目安にします。


②お腹を冷やさない「腹巻き」
夏の熱中症対策として、エアコンの使用は欠かせません。しかし、長時間冷房の効いた室内にいると、お腹まわりが冷えてしまい、内臓の働きが鈍くなることがあります。免疫細胞の7割が集まる腸が冷えると、不調にもつながります。

そこでおすすめなのが腹巻きです。お腹をじんわり温めることで、内臓の機能が保たれ、腸内環境の改善や免疫ケアにも役立ちます。

夏は、肌触りが良い綿(コットン)やシルクなどの腹巻きがおすすめです。


③シュガースポット入り「完熟バナナ」

バナナはさまざまな果物の中でも、白血球を活性化させる力が特に高いことが研究で確認されており、免疫細胞のひとつであるマクロファージのはたらきを高める成分「TNF(腫瘍壊死因子)」を増やすことが分かっています。

こうした働きは、まだ黄色のきれいなバナナよりも、熟して黒い斑点(シュガースポット)が出始めた状態の方が免疫効果が高いことが分かっています。

さらにバナナには、「トリプトファン」というアミノ酸も含まれています。この成分は、体内でセロトニンやメラトニンへと変換され、自然な眠りを促したりするはたらきがあるので、夏の睡眠にも役立ちます。

 

3.ポリフェノールと免疫ケア

免疫力を保つためには、睡眠や食事といった生活習慣に加えて、抗酸化作用を持つ栄養素を意識的にとることも大切です。
中でも注目されているのがポリフェノール。ポリフェノールは、活性酸素を抑えることで細胞のダメージを防ぎ、免疫細胞のはたらきをサポートすると言われています。
ワインやココア、ベリー類、緑茶、柿の葉などに豊富に含まれています。

 

4.まとめ

暑さに負けず、元気に夏を過ごすためには、毎日の小さな「免疫ケア」の積み重ねが大切です。
質の良い睡眠やバランスのとれた食事に加えて、冷えや夏のストレスに負けない体をつくるセルフケアを、無理なく続けてみましょう。免疫力を高めることで、病気に負けない体を作る助けとなります。汗ばむ季節こそ、体をやさしくととのえて健やかな毎日をお過ごしください。

 

参考
愛知医科大学「高めよう免疫力~身近な日常で出来ること~
一般社団法人 大阪府医師会「紫外線対策
全国健康保険協会「睡眠不足が及ぼす影響は?
日本医師会「冷えは万病のもと
一般社団法人 茨城県メディカルセンター「冬場は爪もみで健康対策をしてみよう
日本バナナ輸入組合広報室「バナナの免疫活性

まずはおためし

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