▼【柿茶本舗ブログ】

寒さに負けない身体へ。効果的に暖める冬の暮らし

寒さや冷えは、血圧の上昇や腸の働きの低下など、体のさまざまな部分に影響を及ぼします。また、手足の冷たさや全身のこわばりなど、寒さ自体が不快感に繋がるでしょう。

そこで今回は、室内環境の整え方から、服装やカイロの使い方、食事まで、効果的に暖める方法をご紹介します。寒さに負けない身体づくりのヒントとして、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。

 

1.寒さや冷えが血圧・腸の負担に?

冬の冷えは、思っている以上に体へ負担をかけます。例えば、足元が冷える環境では、高血圧で通院するリスクが高まることが確認されています。また、インフルエンザウイルスは低温・低湿で活性化するなど、体調不良の元となるのです。

さらに寒さによって腸が冷えると、便秘や下痢、お腹の張りといった不調が起こりやすくなります。腸は免疫の要といわれる臓器なので、冷えによって働きが弱まると、全身の健康にも影響してしまいます。

 

2.冬の室内を暖かくする方法

暖房を使っていても、窓や空気の流れによって熱が逃げてしまうと、足元が冷えたり、部屋全体が暖まらなかったりします。お部屋で過ごす時間が増える冬の季節に、暖かく過ごす方法をご紹介します。

①カーテンフックとテープで冷気をシャットアウト

カーテンの丈が短いと、冷たい空気が下から部屋の中に流れ込んでしまいます。そのため、カーテンは床につくくらいの長さが理想的です。スライドできるアジャスターが付いたカーテンフックなら、丈の微調整が簡単にできます。

さらに効果を高めたいときは、100円ショップなどで販売している隙間テープの活用がおすすめです。窓やサッシのわずかなすき間に貼るだけで、外気の侵入を防げます。

②冬の扇風機で足元もポカポカに

暖房をつけていても「頭は暑いのに足元だけ冷たい」ということはありませんか?これは、温かい空気が天井にたまりやすいために起こる現象です。そこで活躍するのが、サーキュレーターや扇風機です。弱風で天井側の空気を部屋全体に循環させることで、暖気がまんべんなく広がり、足元まで暖まります。

③エコな湯たんぽでぬくぬく布団に

布団が冷たくて寝付けないときは、お風呂の残り湯をペットボトルに入れて、寝る前に布団へ入れておきましょう。特に足元や背中の位置に置くと心地よい温かさを感じられます。お湯が漏れないように、キャップはしっかり閉めましょう。

 

服装とカイロで全身あたたかく

重ね着の方法やカイロの貼り方ひとつで体感温度は大きく変わります。

①下半身を中心に重ね着をする

冬の服装で意識したいのは、上半身よりも下半身の保温です。体の筋肉の約7割は下半身に集まっているため、この部分が冷えると全身まで冷えが広がりやすくなります。ズボンの下にタイツやレギンスを一枚足したり、腹巻きでお腹を包んだりすることで、温かさが広がり、外気の冷たさにも負けにくくなります。

また、厚手の服を一枚着るより、薄手の服を二枚重ねた方が、服の間にできる空気の層によって、保温効果がアップします。

 

②カイロは足首まわりにもプラス

心臓から遠い足先は血流が滞りやすいため、冷えの原因になります。そのため、カイロを貼るときは、腰やお腹だけでなく、足首まわりを温めるのが効果的です。

内くるぶしのくぼみにある「太谿(たいけい)」や、そこから指4本分上の「三陰交(さんいんこう)」は、冷えに効果的なツボです。足首用のカイロを使ったり、タイツや靴下の上からカイロを貼ったりすることで、冷えやすい足を温めることができます。

 

冷えに負けない体づくり

冷えやすい季節は、運動や食事、飲み物など内側から冷えにくい体を目指しましょう。

①つま先立ちで血流を改善

冷え対策におすすめの運動が、「つま先立ち」です。

ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれており、下半身の血液を心臓に戻すポンプのような働きがあります。かかとを上げてつま先で立ち、ゆっくりと元の位置に戻す動きを繰り返すことで、ふくらはぎのポンプ作用を刺激でき、血流改善に役立ちます。

壁に手をそえるなど、無理のない範囲で行いましょう。

 

②「赤い食べ物」で熱を生み出す身体に

食事でも体の温まり方は大きく変わります。特に、牛肉・豚肉の赤身、羊肉、マグロ、カツオなど赤身の肉や赤身の魚には、タンパク質、鉄、ビタミンB12が豊富で、体の内側から熱を生み出す力を高めてくれます。

 

③温かい飲み物とビタミンEでめぐりを整える

温かい飲み物は血流を促します。白湯やホットの柿茶など、体を温めてくれる飲み物をこまめに飲み、体をあたためましょう。

また、ビタミンEは血行促進が期待される栄養素です。柿の葉やナッツ類、かぼちゃなどからビタミンEを摂取することで、めぐりの良い体を目指せます。

 


まとめ

冬の冷えは、血圧や腸の働きなど、体のさまざまな部分に負担をかけます。

室内の環境を整えるほか、下半身を中心に温めたり、食事や飲み物で内側からケアしたりと、さまざまな工夫を行うことで、冬も健康に過ごすことにつながります。

どれも簡単に始められるものなので、あたため習慣を取り入れて、寒い季節も快適に過ごしていきましょう。

 

参考:

横浜市瀬谷区「室温20℃で暖かく過ごす工夫を紹介します!【冬の節電】

博報堂健康保険組合 博報堂けんぽ「「カイロ」は貼る位置により効果倍増

 

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