▼【NPO法人健康を考えるつどいブログ】

サーチュイン遺伝子

NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる~発見!長寿遺伝子~」 

   2011年6月12日放映  

老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。

「サーチュイン遺伝子」というその遺伝子は、特別な人でなくても、誰もが持っている。うまく働かせられれば、平均寿命は100歳を超える。サーチュイン遺伝子は最初に酵母で見つかり、その後、ハエ、ネズミ、サル、ヒト、と、地球上のほとんどの生物が持っていることが分かった。動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きを強めることによって、寿命が20~30%延びることが確認された。
「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」など、老化をもたらす具体的な要因が最新の研究で分かって来ている。サーチュイン遺伝子がONになると、指揮者のように働いて、100近くの老化要因を抑える。

その結果、肌、血管、脳など様々な器官が若く保たれ、寿命が延びるのだと考えられている。
この遺伝子、万人が持っているが、普段は眠っていて働かない。
 

~サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにするのはカロリー制限、即ち少食の実践である~

甲田光雄先生が、かれこれ60年も前から提唱していた【少食のすすめ】が正にその答えだったとは・・・何と先見の明があったことか。

以下、7月29日の健康合宿で行われた渡辺先生の講演より抜粋。

アカゲザルを使ったカロリー制限に関する20年間の研究により、低カロリーの食事が、霊長類の新陳代謝に変化を及ぼして延命効果を高めるという、現時点で最も有力な証拠が提示された。この手法はおそらく、人間にも効果があると見られる。カロリーの値は標準的な値より30%低いが十分な栄養のある食事が与えられたサルは、その多くが、心臓病や加齢にかかわる他の病気に見舞われずにすんでいる。

写真右のサルはカロリー制限なし、左はカロリー制限した猿。

 

 

ルックスもこんなに違うと言うから驚きだ。

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