柿茶のふるさとから 「日本みつばち」


柿茶のふるさとから ニホンミツバチ
ハチミツ収穫の様子はこちらです。

 

柿茶のふるさとから
柿茶の原料、柿の葉が栽培されている徳島県の山間には、
風や太陽をいっぱい受けた自然の恵みがたくさんあります。
そのひとつ「ニホンミツバチのハチミツ」をご紹介します。


「ニホンミツバチの話」

徳島県の吉野川沿いの小さな町の山間に「ニホンハチミツのハチミツ」採りに熱中する仲間たちがいます。
ニホンミツバチのハチミツって?普通のハチミツとどう違うの?かというと、通常のハチミツはセイヨウミツバチの蜜なんです。
ほらっ、巣箱を車に積んで花を求めて北から南へ……。そんな映像を見たり、お話を聞いたりしたことがあるはずです。でも、ニホンミツバチの蜜の採取はちょっと違います。ちょっとどころか大いに違って、それはそれは大変なんです。セイヨウミツバチのように巣箱と一緒に花畑へ移動するわけにはいきません。そんなことをしたら巣箱の中のハチたちは怒ってみんなどこかへ引っ越してしまいます。

ではどうしてるのかというと、庭や山の木で群れているニホンミツバチを見つけると、その近くにそっと巣箱を置いて、こっちへお出で、こっちへお出で、「こっちの水はあ~まいぞ!」と優しく、さりげなく、招き入れるわけです。

ミツバチたちが巣箱に興味を示し、ブ~ンと入ってくれれば大成功!1匹の女王バチをたくさんの働きバチが守る家族が誕生です。

 

「やれやれ、ハチの世界も厳しい?」知ってますか?
働きバチには内勤と外勤があるんです。
内勤は巣箱の中で女王蜂のご機嫌をとりながらせっせと子づくりに励み、外勤は外でせっせと蜜を集めて持ち帰ります。どっちにしても〝働け、働け〟ですから、ほんとに大変。
人間の社会と同じですね。男たちはやっぱり大変。ほんとにやれやれ、ご苦労さんです。

「おおくすハウス」の男たちもご苦労さんです。やっとの思いでニホンミツバチに来ていただいても、女王バチを怒らせると一家総出で出て行ってしまいますから、女王バチのご機嫌を損なわぬようハラハラドキドキ。いつも気を使い、ご機嫌伺いをかかせないからです。

「母ちゃんの機嫌をとるより難しい」とか。
「それでも、バイバイと出て行かれたことが何回もあるんですよ」と男たちは苦笑い。
ほんとにご苦労さん゛です。

 

「ハチミツの話」
こうしてやっと巣箱にハチミツが溜まった頃、男たちが巣箱からハチの巣を取り出します。
季節は7月の初旬。梅雨の合い間の晴れた1日。
山から下りてくる風が爽やかで心地いい時期。

メンバー全員、頭からすっぽりとネットを被って、抜き足差し足忍び足。後姿はまるでこそ泥状態。それもそのはず、ミツバチの留守を狙って巣箱の中のお宝をごっそり頂戴するわけなので、気持ち的には「ごめんなさい」です。
それに、怒ったミツバチに集団で襲われても文句の一つも言えません。ですから、ただただ自分の身は自分で守ろうです。

巣箱から取り出したハチの巣には、蜜がいっぱい。琥珀色の巣は去年のもの。
真新しい白色が今年のもの。
どちらにも蜜がたっぷり溜まっている。
それを確かめたときのみんなの顔のにこやかなこと。

でも、やっぱりごめんなさいです。だって、働きバチ1匹が集めるハチミツは一生涯でたったスプーン3分の2.。それをいくら「ありがとう」と感謝しつつといっても、頂戴するわけですからどこかに申し訳なさが残るわけです。
「ごめんなさい」と呟きながら取り出したハチの巣は、表面を削り取り、蜜が出やすいようにします。

それが終わると次は遠心分離機で約3分間回します。そうすると透き通った琥珀色の液体(ゼリー状)が、ゆっくりゆっくりと落ち始めます。これが待ちに待ったハチミツです。遠心分離機を取り囲んだ全員の目が輝き、「やったなあ」が、合言葉のように飛び交います。
まさに至福のひととき。
みなさんご存じでしたか?

ニホンミツバチの気高さと気難しさを。
彼らは花なら何でもいいと花から花へ飛び歩くことはありません。
できれば樹木に咲く花が理想で、それを求めてひたすら飛んで行きます。
そしてその帰りを信じて人間はひたすら待つわけです。

こうして採取したハチミツを、私たちはみなさんのお手元にお届けしています。

 


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