暑くなると、「柿茶は冷たい方がいい?」「常温や温かい方が体に良い?」と迷うことはありませんか?
実は、冷たい柿茶・常温の柿茶・温かい柿茶には、それぞれメリットとデメリットがあり、適したシーンが異なるのです。
今回は、柿茶をどの温度で飲むのが効果的なのか、シーン別に解説します。
1.冷たい柿茶は猛暑日や熱中症対策におすすめ
暑い季節に人気なのが、しっかり冷やした柿茶です。冷たい柿茶とは、冷蔵庫から出してすぐの5℃〜15℃程度のものを指します。
冷たい柿茶のメリット
「冷たい飲み物は体に悪いのでは?」と思われる方もいますが、実は運動時や屋外活動時などの熱中症対策には、冷たい飲み物の方が効果的だとされています。
冷たい飲み物は、体にこもった熱を冷やしやすいため、真夏の外出時やスポーツ時におすすめです。
冷たい柿茶のデメリット
一方で、冷たい飲み物を一気に飲みすぎると、胃腸が冷えて負担になることがあります。特に、お腹が弱い方や冷えが気になる方は注意が必要です。
冷房の効いた室内で冷たい飲み物を続けて飲んでいると、体が冷えすぎてしまうこともあるでしょう。
そのため、冷たい柿茶は炎天下や運動時、汗をかく場面でおすすめです。
2.常温の柿茶は胃腸にやさしい反面、保存には注意
常温の柿茶とは温かく淹れた柿茶を冷ましたもので、20℃〜25℃程度を指します。ちょうど蛇口から出る水の温度程度です。
常温の柿茶のメリット
常温の飲み物は、体を急激に冷やさないため、胃腸への負担が比較的少なく、毎日の水分補給にも取り入れやすいです。特に、冷えやすい方や、食後・就寝前など、体を冷やしたくないタイミングに向いています。
常温の柿茶のデメリット
一方で、注意したいのが保存方法です。
菌が増えやすい温度帯は、一般的に20℃〜40℃程度とされています。そのため、作った柿茶を室温で長時間放置するのは避けましょう。
夏場に常温で飲みたい場合は、冷蔵庫で保存した柿茶をコップに注ぎ、少し時間を置いて、常温にしてから飲むと良いでしょう。持ち歩く際は、保冷バッグや保冷機能付きの水筒を活用すると安心です。
3.冷房の効いた部屋では温かい柿茶を
夏でも意外とおすすめなのが、60〜70℃の温かい柿茶です。
温かい柿茶のメリット
温かい飲み物は、胃腸を温めて体をいたわりながら水分補給ができるのがメリットです。胃腸を温められるので、腸活も期待できるでしょう。
特に冷房の効いた室内で長時間過ごす方は体が冷えやすくなるので、温かい柿茶が向いています。
温かい柿茶のデメリット
暑い屋外や運動時など、体温が上がっている場面では、温かい飲み物では体をうまく冷やすことができず、熱がこもってしまいます。そのため、体を効率よく冷やしたい時には、冷たい柿茶の方が適しているでしょう。
4.おすすめの柿茶の飲み分け方
柿茶は、その日の気温や過ごす環境に合わせて温度を選ぶのがおすすめです。
たとえば、暑い屋外で過ごす日や運動時、熱中症対策を意識したい場面では、5℃〜15℃程度の冷たい柿茶がおすすめです。
一方、冷房の効いた室内では温かい柿茶を選ぶことで、夏場の冷え対策として役立ちます。
普段の水分補給として取り入れる場合は、20℃〜25℃程度の常温の柿茶も良いでしょう。衛生面を考え、冷蔵庫から出してその都度コップに注いで常温に置いてから飲むと安全です。
5.まとめ
冷たい柿茶・常温の柿茶・温かい柿茶には、それぞれ特徴があります。
暑い日の熱中症対策には冷たい柿茶、冷房の効いた室内では少し冷ました温かい柿茶、毎日の水分補給には常温など、シーンによって飲み分けると良いでしょう。
作った柿茶は常温で長時間放置せず、冷蔵保存した場合もなるべく早めに飲み切るようにしましょう。飲み切れない場合は、1リットルずつ作るなど、1〜2日で飲み切れる量を目安に作るのがおすすめです。
ご自身の体調や季節に合わせた温度で、柿茶をお楽しみください。
参考:独立行政法人日本スポーツ振興センター 「熱中症を予防しよう」




